一宮駅前・龍美湯さん

一宮に引っ越して早くも一年!アパートの周辺には昔ながらの銭湯が数多く営業しており、以前から銭湯好きだった僕は一宮に来てから銭湯をヘビーローテーションしております。

一宮駅前にある2軒の銭湯の内の1軒がこの「龍美湯」さん。

電車の中からでも煙突が見えます。

今日は仕事帰りに一風呂浴びたのですが、日曜日なので凄く混雑してました。脱衣所の片隅に池があって鯉が泳いでいます。かなりデカい鯉なので、若いお父さんと来ていた3〜4歳と思しき男の子がビビッていました(笑)

燃料は薪でやっているようで、これぞ再生可能エネルギーバイオマス燃料なのであります。名古屋市内のある銭湯でもカマの近くに山から切り出した杉の木が積んである光景を見たことがありますが、建材に使う気の無い放置プレイの植林なんかは花粉症対策のためにも早く切り出してこういうバイオマス燃料にして欲しいものです。木材をチップにして燃やせば発電だってできるし。

お湯も非常に肌に合い、多分地下水を使っているものと推測されます。この水質が毎度たまらん感じです。

東日本大震災では町の銭湯さんが行政の補助を受けて無料開放されたり、さらに自前で地下水の井戸を持つ銭湯が非常用水源として見直される動きもあり、もっと活用させる話が進めば銭湯が脚光を浴びる存在になるでしょう。というか1ファンとしてはそうあって欲しい。

浴室の中にある古びた看板に「お湯・水は有限です 大切に使いましょう」というスローガンが書いてあります。あらゆるものを文字通り湯水のごとく使ってきた生活が、東日本大震災で一転してインフラ壊滅・モノ不足を経験したり目の当たりにした日本人全てが今後深く考え、実行しなければならない言葉でしょう。

明日も別の銭湯へ行って、温まりながら再生可能エネルギーや水資源について思いを馳せたいと思います!